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2008.06.25

茅葺きをめぐる環_戻って来た豊かな生態系

-発展・里山の自然と共生する街づくり-

春には広々とした原っぱ
夏には緑の海となり
秋から冬には銀色の穂が波打つ。
ススキ野原は変化に富む四季折々の姿の中に
豊かで貴重な生態系を育んでもいました。


すっきりと茅が刈り取られ地表までくまなく日光が降り注ぐようになったススキ野原には 今ではあまり見かけなくなった在来種のタンポポやスミレなど、春の野花が咲き誇ります。

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勢い良く新芽を伸ばす青草の海はバッタたちのごちそうであり
それらをエサとするカマキリや鳥たちも集まりにぎやかになります。
日当りの良い草原を好む草花もススキのかげに咲いています。

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万葉の昔から愛されて来た秋の七草は、いずれも茅場に咲く草花でした。
日溜まりではタテハチョウやアカネが羽を休め、
夜にはスズムシやマツムシなど鳴く虫の声に包まれます。

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鳥たちにとってエサの少ない季節。
茅刈りや落ち葉かきは冬でもススキの根本に潜んでいる
バッタやトカゲを捕える貴重な機会です。
太古から農の文化に寄り添うようにして続いて来た命の営みです。

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このように年に一度、昔ながらの茅刈りという手法で自然と関わることで
季節による変化に富んだ貴重な生態系を身近に育むことができたのです。

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(All photo by Mizuho Kobayashi+Minoru Shiozawa)


“茅葺きをめぐる環_本物のエコロジカルタウンへ”へツヅク。



茅葺き、そして茅刈り活動を行う茅葺屋URL
http://www.kayabuki-ya.net/index.html

茅葺屋の親方が綴る「茅葺き職人のブログ」URL
http://www.kayabuki-ya.net/notebook2/

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