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2009.02.15

恋の告白?

Y0065


つい最近のこと、友人が自分が素敵だと思っている建築家の家に見学に行って

「あなたの仕事をお手伝いしたいんですが…。」
(訳:あなたの事務所で雇っていただけませんか。)

と、ひとこと言うのが

“まるで好きなひとに告白するような気持ちだった。”

と言っていた!
それは、断られるのじゃないか、
という不安のどきどきというより
本当に好きなものに近づこうとするときの
高揚のどきどきなんじゃないかと思いました。
そんな気持ちにさせる作品をつくる建築家が
手の届くところにいる友人は、かなり羨ましい。
すごくラッキーなことだ。
腕のよい建築家はたくさんいるが
恋するような空間をつくる人はごく僅かだ。

ちなみに私がもっとも尊敬するメキシコの建築家は、
大学時代の終わり、初めてその建築家の作品集を目にした時には
もう既にこの世にいなかった…。
(偶然なのだけどその建築家の命日は私の誕生日である。年代は違うけれど。)
だからその友人が羨ましくて
私は最近何かに恋したかなと思い返してみた。
私は比較的感激屋で(他の友人にそういわれた)
また物事に熱中するタチ(手相師の友人にそういわれた、熱中しすぎるな、ともいわれた。笑)
だけど
何かに恋するってことは、実はそうそうない。

最近淡い恋(笑)があったとしたら
その一つは、好日居で出会った焼き物で
鄙びた白地にごく薄い氷のような水色の釉がかかった
静かな宇宙を抱え込んでいる平皿。

それからやっぱり写真を撮るという行為かな。
これはたぶん昔から恋していて最近気づいたものだ。



上の画像は、先日訪問したデザイン事務所の作品(製品)。
この時計のデザインとその針の置き方にも淡い恋、かな。


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