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2009.04.27

十字旭な夜

Jja0009

日曜日は久しぶりに鞍馬口ん家の日本酒・十字旭試飲会に参加しました。
テーブルにずらっと並んでいたのは、島根県の旭日酒造のお酒。
この日は13種のお酒があり、その上、うち何種類かは“ぬる燗”もあって
楽しみ方のバリエーションがたくさん用意されていました。
また、出雲市から蔵元夫婦もいらして
おすすめのお酒とそれに合せるお料理なども語っていただいたり。

いつものごとく、全部は制覇できませんでしたが…
しかしながら印象に残ったお酒を
忘れないよう覚え書きします。

まず、鞍馬口ん家で十字旭といえば、
「淡雪仕立て」から始まることが多いと思いますが
そのほか、今日口当たりのいい方のものは

--純米大吟醸十字旭「まげなにごり」 20BY/山田錦/精米歩合45%
自家製米で45%までに磨き上げた山田錦を使用。
袋吊りの始めの頃、綿の袋から勢いよくしたたる、濁りの濃い部分を集めたもの。
生酒のため、生きている酵母が瓶の中で発生させる炭酸ガスがおもしろい限定品。

--十字旭純米吟醸初しぼり「己丑(つちのとうし)」生 20BY/山田錦/精米歩合55%
今年の1月に絞った純米吟醸酒を15%台の飲みやすい濃度にし、生酒のまま発売する新酒。

どちらも少々の発泡さを感じますが
「つちのとうし」の方が発泡感があってかつフレッシュ、軽快。
「まげなにごり」の濃さもいいです。


あと、この日の美味しさ発見は熟成酒のぬる燗!

--純米大吟醸十字旭 改良雄町45袋吊り生 熟成酒 15BY/改良雄町/精米歩合45% 
通常は生なら冷蔵保管、火入れなら一定の温度で熟成させるのですが
こちらはあえて生のまま18度くらいで熟成させている変わり種商品。

--純米吟醸原酒十字旭 山田錦55 火入れ熟成4年 16BY/山田錦/精米歩合55% 
低温で丁寧に醸した純米吟醸酒を火入れし、安定したタンクで1年熟成させ
その後瓶に移し変え、さらに蔵内で常温熟成させた商品。
ほどよく枯れた味わいが特徴的で、旨味のある料理との相性が良い。
(お酒の詳細な解説はすべてこの夜配布された資料からのものです。)

熟成酒の味の濃さに加え、温めることによって香りの豊かさが加わって
今迄体験したことのない味わい…。
私にお酒を表現する言語が少なくて残念。
もっと克明に説明できるようになりたいです。

これら熟成酒のぬる燗には
脂身の多いベーコンなどに肉料理や
油を使った野菜料理など(この日は揚げ芋の醤油煮とか)
味のしっかりした料理に合うとのことでした。
確かにベーコンの脂身にも負けない味がしっかりしたお酒…
美味しかったです、この組み合わせ。

またこの夜のとっても嬉しいおもてなしは…
十字旭の杜氏さんの作ったコシヒカリの鯖鮨!
それも姿ずし!身の厚さが1センチ以上あったのでした…。
ご飯はもっちり、キラッとしていて
さすが、美味しいお酒となる美味しいお米!(涙)

そして付け加えておくと
この夜は利き酒選手権2位と27位のお酒のプロの方がいらしていて
別のお酒もこの夜イチオシとしていたので
あくまで、少しだけ日本酒好きの感想として思って頂ければ。。。


来年はお酒づくりを出雲まで観に行けたらなあ。
お米に酵母をまぶす光景など見れたら最高です。
http://blog.goo.ne.jp/kuracco/e/fdec1fd837c5ceac1220e25541e50350

一面の白いお米が神々しい風景、見たいなあ。


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十字旭の蔵元さんつづるブログ
「蔵っ子日記」

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