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2009.05.23

描きたいものを描く、気負わず淡々と。

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先日の“花束”の記事での花の作者は
大阪の授産施設はびきの園に通う女性です。

そのはびきの園の絵を描くのがすきなメンバー数人が
先々週、京都の北山の植物園にスケッチ遠足に訪れた際
私も同行させていただきました。
この縁は、Casa de Bananoの展覧会で出会った
デザイナーmarimoさんによるもの。
(彼女はアーティストでもあります。先日、建仁寺の現世美術館展も訪れたのは
彼女の作品を見るため。今回は玉村ヘビオさんとのコラボ。)

この日は、彼女の引き合わせで羽曳野と大津、二つの絵描きチームが合流。
(残念ながら“花束”の彼女はこの遠征に参加していませんでした。)
五月晴れの空の下、満開のバラ園にて
皆思い思いの場所で、筆を走らせて言いました。


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バラの絵を描いたのは、彼です。
握力が少し弱いので、芯の柔らかい画材で絵を描くとのこと。
これはフェルトペンのようなもので描いてましたが
そのタッチが良さとなっているように思いました。
後で色を付けるとのことですが
これだけでも、充分素敵。

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対象に向き合う時、描いている時の集中する姿が
見ていて気持ちよい。


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彼女は大津のアトリエ地空(唐崎やよい作業所)のメンバー。
とても個性的なバラを描いていました。


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すごーく素敵でした!好みだなあ。


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彼の絵も、描写・タッチとも個性的。
花など無い、オカメヅタ(アイビーの葉が大きくなったような植物)の前で
大きな花が並んでいるのを描いてました。バラの前でもしかり。
彼の世界では、いつもこのような花たちが咲いているのでしょう。

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このTシャツのイラストは彼の絵から採用したそうです。
彼が以前に描いた絵もこの日に見せてもらいました。
その中に、同じようにヒトの絵があって
とにかく個性的、完成度も高い、というかスタイルを確立している。


この日のこの時間は、
私にとって本当にリフレッシュしたひと時でした。

ありきたりの感想かもしれませんが
“描きたいものを、好きなように描く、(必要以上に)気負わずに”
そのシンプルな姿がなんともすがすがしい。
デザインを生業とし忙しくしているとつい忘れてしまう佇まいを
彼・彼女たちは持っていました。

また、そういう姿勢からのモノづくりだから
出来ること・伝わることってあるんじゃないかとも感じました。


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