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2009.09.01

最近、原研哉著の“白”という本の中で

…白は時に“空白”を意味する。

という文章に、なるほど、と感動していた。
白もやはり塗料で
塗ってあってこそ白であるという物質のイメージがあって、
おまけにその白の中でも塗料では、何十色もあるので
“空白”というイメージが正直無かった。
あまりにも実務的な自分の考え方に
ちょっと恥ずかしさも覚える。笑

一方、季節についての色を話していた時
白という一色が、雪深い地方の季節には加わるのだと友人が言ったのに
感受性のボタンを軽く押された気持ちがした。
京都だったら、春は桜色、夏は濃く茂る緑色、秋はもちろん紅葉の色。
冬はというと、あまり明確に色をイメージしない。
強いて言えばグレー。
すっきりしない空、それから瓦の色、アスファルトの色。
近年は温暖化の影響もあって?、ときおり降る雪もすぐ溶けてグレーになる。
それがもし、全部まっさらな白に包まれたとしたら、と想像するだけで
清々しい気持ちになった。

雪の白は、色自体としても主張もするが
実はすべてを覆い隠す色でもあって
新しい季節にむけてのリセットの色ともとれる。
そういう意味では、やはり空白の色でもあるのだろう。


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