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2010.01.06

シンボル・ツリー

Mex010036


ガーデン・デザイナーの友人と庭について話をしていた時
じゃあ自分がどんな庭をつくりたいか、ふと考えた。
即座に浮かんだのは、まずが大きな(あるいは大きくなる)樹を植えること。
家の中は何も飾り立てず、
樹の眺めが最高によい開口をつくり
その眺めで四季を過ごせる空間がいい。

だから、現実の話で言うと、
Casa de Banano では
バナナの樹に向いた窓はいつも開けておきたい。
今は冬だから出来ないけど
窓を開けておける季節はとても良く
仕事をしていてふと窓に目をやると葉の緑が目にとびこんできて
風がふけばバナナの葉のざわめき、
また、葉に水滴が当たる音で
雨の降りはじめを知ったりするのです。


その家のシンボルツリーを見ると
家にどんな人は住んでいるか
ちょっと解る気もして、面白い。
桜のような花の咲く樹か
あるいは実をつける樹か
大きな木陰をつくる樹か…などなど。
その敷地にもともとあったした樹だとしても
その木とあとから加えられた家との共存関係をみても
家と樹の持ち主はどんな人なのか、少しばかりは窺えると思う。
(設計者にもよるのだが)

現代の家において、シンボルツリーは
大黒柱より、大黒柱の役目を果たしているようにも思う。



トップの画像はメキシコ・シティの街路樹ですが
同じものが、ルイス・バラガン設計のヒラルディ邸の中庭にあり。
ジャカランダが咲く頃には
ブーゲンビリアの花のようなピンクの壁と紫の競演。

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