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2011.07.14

天蓋の幾何学

Koyasan0048_2

前に書いた和歌山縦断ツーリングでは、高野山の宿坊に泊まった。
この旅で友人に教えてもらうまで私は全然知らなかったのだけど
作庭家の重森三玲氏は、高野山の寺院の幾つかに、作品を残している
私たちが泊まったのは、そのうちの1つの福智院
愛染庭(写真上)、登仙庭(写真下)、蓬萊遊仙庭と3つの庭があった。


Koyasan0044_2

“天蓋”は、天を指すこともあり、
ある人に山の上のことを天蓋とも呼ぶと聞いたことがある。
その言葉がふさわしい標高1000m程の高野山では
光の色も音の響きも、いつもと違うと感じたのは気のせいではないと思う。

ここの澄んだ空気と、行き届いた(庭の)手入れによって、
庭の抽象性がいっそう際立ち、そこには独特空間が在った。
抽象性がきちんと保たれているからか、、
(あるいは、三玲氏のデザインとここの庭のスケールの相性がよかったからかもしれない)
今まで見た重森三玲作の庭の中では、ここの庭が一番消化しやすかったです。

2010.10.12撮影,高野山福智院








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