« 9月の晴れ | トップページ | 驚くべき学びの世界展 in Kyoto »

2011.09.20

守山撮影後日談

Grk112_0181

ポスターに使う写真については
写真に写っている建物等の持ち主さんに
掲載許可をもらいに行くのですが
その折、面白い時間を貰えることが多々ある。

今回も許可のために何カ所か廻ったのだけど
そのうち、古い門構えにユニークな(樹の)刈り込みが
アーチのように載っかってるのを撮らせてらった家では
その家のおじいちゃんとおばあちゃんに
ユニークな門構えのある風景がポスターのコンセプトに合っていることを説明したら
「確かにこんな刈り込みは、ウチしかない、、。」
と嬉しそうに許可してくれたり

やはり門構えのディテールが素敵だから
ポスターに使わせてもらいたいと相談した家では、
面する街路に対して、常に気を使って家構えを整えているようで
(先にブログに載せた焼杉の蔵の家で、お話を聞いたら元庄屋さんとのこと。なるほど、でした。)
門構えや焼杉の壁面の素材感が素敵だといったら、とても喜んで
敷地内の古い立派な家屋(農家づくり)まで案内してくださった。

玄関に入ったら、横には2-3の部屋が連なった奥に仏間があり
別方向の奥には、寺の庫裏かと思うような、大きな竃のある広い台所土間。
実はこの古い家屋はほとんど使ってないけど
こういう家は地域の財産だから、きちんと残さないといけないと思っていて
普段は敷地内の新しい家(古い家と合うように建築家に設計を依頼)で生活し
古い家と沢山の果樹がある敷地内を常日頃から手入れし守っており
息子さんにも、古い家はそのままきちんと残すように言っているとのこと。

こんなふうに、写真という縁で偶然に出会った人たちの家や地域に対する感情や思いを
少しばかり齧(かじ)らせてもらうのも
写真仕事がくれるプレゼントだと、常々感じている。

2011.9.16撮影, 滋賀県・守山市のとある蔵



« 9月の晴れ | トップページ | 驚くべき学びの世界展 in Kyoto »