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2012.07.03

昔よりのものづくりを伝える

Ktym1437絞りのタペストリーと照明。片山文三郎商店の店先。


昨日は、日本のものづくりをこれからアーカイブしていくという方の
撮影打合せに同行させて頂いた。


この日は、京都の(着物・洋服などの)絞り製品のメーカーにて
商品も工法も沢山のバリエーションがあって
工程も多種多様にわたる“絞り”というものを、どう撮っていくかという内容だった。


打合せに同席させてもらって、
日本のものづくりをどういう形で、人の記憶に残すかという
まずはコンセプトが多いに大事だと気づく。(当たり前ですが)
たとえば、残したいのはものづくりの技術なのか、仕上がったモノなのか、
職人というものなのか、あるいはもっと抽象的なものなのか。


そして仮に、日本のものづくりを全然知らない層にむけての発信を想定した場合
沢山の要素の中から、どこを被写体といてピックアップしていくかということが
(写真を撮る側としては)大きな焦点になると感じた。


どこを撮って見せれば、日本のものづくりに興味を持って貰えるか、
平たく言ってしまうと、目にした人の多くが、そのものの意味を深く知らずとも
単純に“美しい”と思うカットも、多い大事だと感じた。
撮る側としては、その美しさの瞬間に出会うために、個々のものづくりについて
知識を深める必要があるのだな、ということも。

2012.7.3


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