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2012年10月

2012.10.31

水とコンクリート

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長谷寺へ向かう途中、出会った初瀬(はつせ)ダム



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足元の副ダムから落ちる水模様から
法隆寺の釈迦三尊像の足元の衣文を連想し(かなり飛躍があるけど)
そうすると、落ちるダムの水が彫刻のように思えてきた。

ここ初瀬ダム横を通り、長谷寺へ向かう道を走っていたのは
長谷寺から少し登った川中に「落神」という巨石が祀られている
本で読み、それを見てみたいと思ったから。

しかし、結局見つけられず、どうして見落としたのだろうと
帰ってきてから、もう一度調べたら
実は初瀬ダムの湖に沈んでいるとのことでした、、
そんなことあるんですね。
(現在は、場所を変えて祀られている)
天落神六社権現は高さ4.8m、幅7.6mの巨岩に在ったそう


2012.10.30


2012.10.30

我楽の「風」

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滋賀県のパティスリー・T-マファッソン
米粉の焼菓子“我楽”のキャンペーンポスターが仕上がりました。

今回は風を感じさせるような絵を求められていました。
納品した数十点の写真から、こちらのブランコ写真が採用され
デザインがほどこされて、ポスター仕上がりはこのように。
ポスター制作は3年目となっています。

過去のポスターはこちらから

2012.10.30

2012.10.28

素盞雄神社の注連縄

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清浄・神聖な場所を区画するため引き渡されるという注連縄
ぱっとみると、右に頭、左にしっぽで
結界を守る龍のような生き物に見えなくもないと思った。

家に帰ってから
そういう由来があるかと調べてみたけど
特にはありませんでした(笑)

調べて知ったのは、こちらのように左が結い始めのものは
伊勢や出雲の形式
その他では、右が結い始めだとのこと。



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境内の大銀杏
足元で守っているよう。

2012.10.27,初瀬・素盞雄(すさのお)神社にて


2012.10.27

大和平野

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奈良の室生や桜井、吉野にツーリングに来た時には
R169を北上して帰ることが多い。

夕暮れ時に、遠くに生駒あたりののっぺりとした山々を
手前にはの〜んびりと田圃が広がっている風景を見ながら
京都への帰路につくのは、何故か、とてもほっとする。

R169を北に走っていくと、奈良ホテルの横を通り、
これまたのんびり鹿や人が散歩している奈良公園を突っ切って、県庁横に出る。
何回通っても好きな道だ。
疲れてない時は、少し西に入って、
閉門し人気無くひっそりとした
東大寺の南大門を見る。
これが奈良ツーリングの〆であったりする。

2012.10.27


2012.10.26

鎧岳

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小太郎岩を眺め、香落渓を抜け、曽爾村の集落に至る。

「…いずれも大和平野では見られぬ不気味な山容で、
突兀(とつこつ)」という形容は、こういう景色にこそふさわしい。…」
十一面観音巡礼より



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鎧岳のスケールはこんな感じ。



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左は兜岳、右は鎧岳


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ここ近くの屏風岩公苑は桜の名所とのこと。

こんなダイナミックな地形がR369沿いにある程度続いていた。


2012.10.26

2012.10.25

奇岩絶壁、香落渓

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先日のこと、
香落渓(かおちだに)とよばれる場所を走ってみた。
ここは赤目四十八滝に近い、奈良県と三重県にまたがる渓谷。
柱状節理の岩肌が続くルート。



訪れてみたいと思ったきっかけは、
白州正子の著書「十一面観音巡礼」の中の一節に惹かれて。

「…目が悪いのは、時には都合のいいもので、
そこら中の岸壁が、みな石仏に見えてしまう。
実際にも彫ってあるのかないのか、
判然としないものがあり、
彩色をほどこしたように見える石もある。
磨崖仏の思想は、こういう自然の中から生まれたものに違いない。…」

2012.10.25


2012.10.22

梅の里

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三方五湖レインボーラインの展望台より湖を眺めていた時
それぞれの湖沿いに細い道が付いているのに気づき
レインボーラインから降りたら、走ってみることにした。

その道は、軽トラがかろうじて通れるような細い道。
サイクリングロードとも書いてあったが
どうやら湖岸沿いの梅林の管理道路のようだった。
(このあたりは福井梅の産地)

展望台からはわからなかったが、走ってみると
湖岸は、切れ目なく、ずっと梅の林が続いていた。



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水月湖、湖岸より。



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ずっと走っていったら、湖と梅林に囲まれ、ひっそりとした集落が在った。
湖岸沿いのかくれ里か。

2012.10.22



2012.10.19

若狭の山並み

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三方五湖レインボーラインの展望台からは、海と湖と陸、360度臨める。
小浜方向を見ると、若狭の山々が
緑がかったグレーの濃淡で連なるのが見えた。


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連なる山々、光る海。

2012.10.19



2012.10.18

海・湖、森、平野

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展望台から敦賀半島方面を臨む。

入りくんだ海・湖、森(山)と平野。
三者きちんと色で塗り分けられているようにも見える。


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三方五湖レインボーライン展望台より。

2012.10.18



2012.10.17

三方五湖レインボーラインより

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春に神子の桜を観に常神半島にむかう道行き、三方五湖の湖畔を走った。
その時から一度行きたいと思っていた三方五湖レインボーライン、
今回の小浜方面へのツーリングの際に走ってみる。

この日は見事な秋晴れで、
走りながら目にする風景の中の
ものの輪郭がとてもはっきりと見えた。

レインボーラインより見た若狭の海は凪で
緑と碧が入り交じり、わずかにさざめいている海面が
眼に心地よかった。

陸からは寄り付けないような小さな浜や岸に、こころ惹かれる。

2012.10.17

2012.10.13

彼岸花見納め

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田圃の畝に咲く風景も好きですが
川岸での彼岸花もいい。
その彼岸花も もう見納め、でしょうか。




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真上から見ると、いつも線香花火を連想する。
この花には、妖しく儚いイメージを持っている。

2012.10.13



2012.10.12

垂木と蟇股

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若狭神宮寺・本堂の天井。
直線的な垂木と凝ったデザインの蟇股(かえるまた)の組み合わせ、対照的で面白い。



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一方こちらは規則的に垂木が並ぶ軒下の空間。
垂木や壁面にわずかに残る、昔施された暖色系の塗料と
もみじや苔の緑の組み合わせが美しかった。


このようなの空間を体感するたびにつくづく感じるのは
日本古来の建造物の空間は
屋根架構という要素が大きく影響しているということ。

2012.10.12



2012.10.11

若狭神宮寺

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鵜の瀬に訪れた後は、遠敷川沿いを下って神宮寺へ。
まだ紅葉していない緑濃いもみじと苔の美しいお寺でした。
お水送りの神事の当日は、ここ神宮寺で大護摩(ごま)に火が焚かれ
その火が鵜の瀬に移されるとのこと。



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杮葺き屋根の優雅なカーブ。


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その屋根を支える地垂木と飛擔垂木(ひえんだるき)。
秋の空がのぞいています。


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神宮寺とは神仏習合思想に基づいて建てられた仏教寺院の総称とのことで
本堂には御幣のついた注連縄(しめなわ)が掲げられていました。
ここ若狭神宮寺は現存する神宮寺のうちで最古のものだそう。

2012.10.11



2012.10.10

鵜の瀬のしめ縄

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鳥居越しに見える鵜の瀬の淵。
しめ縄のデザインにも惹かれる。

2012.10.10


2012.10.09

鵜の瀬

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秋晴れの週初め、バイクで小浜方面に出掛けました。
白州正子の十一面観音巡礼を読んで、一度訪れてみたかった「鵜の瀬」。

実はこの本を読むまで知りませんでした、、。
この小浜の鵜の瀬からの「お水送り」の後、
奈良東大寺の「お水取り」が取り行われているということを。



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清らかな淵、「香水」を流すにふさわしい。

2012.10.9


2012.10.05

モスリンの服 @ミミヤマミシン

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前の水曜日は、新大阪での仕事の帰りに、
大阪・中津のミミヤマミシンさんでの
fujii+fushikino モスリンの服の展示を見てきました。


今回は上の写真のように
会場では、MT(マント)が主役をはっていました。
ふだんは、試着したいと思いながら
気恥ずかしくて、なかなかしないのですが
この日はお客さんが私しかいなかったので
気を落ち着けて試着してみました(笑)


マントは布がほとんど最小限といっていいほど
一部が縫ってあるだけの輪っか状の布なんですが
体を通してくるっと羽織ると、さっと服に変身するのです。
ストールと一見似たように思えるのですが
実はだいぶ違っていて、立体感がよく出ます。やはり服。
色や柄ゆきも、羽織ると布状の時に見えていたものと印象が変わります。
不思議、不思議。
かなりビビッドな色ものでも、
羽織ると巻いた分だけ色が混じって
着る人にフィットします。


会場には、スペースを運営するPANTALOONの中野さんがいらして
彼女の楽しいお話で(彼女の話し振りが好き)
数年ぶりの再開を楽しみました。


会場横のミミヤマミシンさんの工房で
ミミヤマミシンさんとコラボレイトで商品化された
SEAM!のシリーズを見せ頂きました。
どれもハート鷲掴みの素敵なものばかり。
素材の特性(特に構造)と、デザイナーと作家の感性が十分に活かされていて
正直、欲しいものばかり、、でした。



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会場のミミヤマミシンさんは
鄙びた感じとキュートさが混じり合う中津エリアの
細い路地に面したスペース。
中津駅からそんな界隈を歩きながらの道のりも
仕事後のリフレッシュとなりました。

年末あたりに、オランダのプロダクト・デザイナーの展示があるとのこと。
その折りには、また来たい。

2012.10.04.


2012.10.02

秋の薫り

Img_1765by iPhone

暑さが納まった最近、また大文字山(の火床)に登るのを再開してます。
最近は日暮れ前に登っていて、今日は帰途で美しい日没を見ました。


また今日は今秋初めての金木犀の薫りを感じました。
初めは僅かでしたが、ある家の前を通りすぎた時に
しっかりと甘い薫りを嗅ぎました。
私にとって金木犀の薫りは、秋そのもの。


そして、その金木犀の薫りの発生源はどこだろうと
探していたら、白い彼岸花を発見。



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いつ見ても思いますが
白い彼岸花は、この世の花でないような赤いものとは
まったく違う佇まい。
ただならぬ赤にも目を奪われますが
清楚な白のこちらにも心惹かれます。

2012.10.2.



2012.10.01

スケールの違い

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焼菓子・我楽ポスター制作を共にするデザイナーの友人が
そのポスター掲示風景のスナップを送ってくれました。
(写真真ん中の深緑色のポスター)
現在、このポスターは、JRの守山駅と草津駅に貼られています。
ボスターのデザインがよくわかるページはコチラ


写真を見て気づいたことは
掲載されている写真が、他のポスターとスケール感が異なると
さほどインパクトの強い色の写真でなくとも、目に留りやすいということ。
ちょっとした発見です。


今年でポスター制作も3年目。現在は年2作、制作しています。
ポスター制作には、デザインのために、1作につき撮影したものを何十点と納めます。
守山という街、撮影対象は少ない方ではありませんが
何年も続けて、毎回違うものを撮れるだろうか、2年目あたりから実は不安でした、、。


しかし、ディレクターとデザイナーが、毎回よいヒントを与えてくれ
ものの見方のバリエーションを増やすことがで出来たと感じています。
仕事でありながら、自分のトレーニングにもなっているというのが事実です。

2012.10.2.


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