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2013.07.24

ファインバーグ・コレクション展

Fineb


ファインバーグ・コレクション展を観にMIHO MUSEUMへ行ってきました。
時々アート情報をチェックしているサイトで
「折角アメリカから優美な江戸絵画のコレクションがまとめてやって来ているのです。
これは観に行かない手はないでしょう~」とオススメされていたので。

また京都から滋賀・瀬田の唐橋を渡ってから
主に16号線で至る美術館まで至るルートは
バイクで走ってもなかなか楽しい道のりなのです。
特に夏には涼しげな風景があり。


そして観賞後の感想。
作品の醸し出す空気、、今回は特に「品」について
自分が反応していることに気づく。
中でも酒井抱一の十二ヶ月花鳥図については
鳥や虫や花に向ける、作家の穏やかな眼差しと
それを凛とした(でも柔らかでもある)筆致で描かれている
作品の空気感にほんと感動。

大胆な構図でなく、草花がすっとまっすぐ立ち上がっているようなシンプルな絵でも
豊かな色彩と描写の具合から、魅力的な空気感がそこには、感じられて。
菜の花があんなに品のある花だったなんて、、。


最近「等伯」読んだので、すぐに思い浮かんだのは等伯の生涯や画風。

七尾から30歳過ぎに上洛、後に狩野派に殴り込みをかけ、
晩年は請われてさらに江戸まで向うという
激烈な生涯を送った長谷川等伯
(等伯は武家出身、後に染物屋の養子)

「生粋の江戸っ子として絵画、俳諧、和歌、能、それに吉原通いと何事も苦労なく嗜み、
自然と才能を開花させていったおぼっちゃま絵師。(ただし後には出家している)」
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2674)の抱一。
家に帰ってからは、それぞれの絵画を思いだし
そこにあった絵画の空気感を感覚の中で転がしてみました。

どちらが優れているとかそうでないとかではなく
(どちらの作家の作品にも惹かれるし、他にも素敵だと思う作家の作品はたくさんある。)
背景や生き方が作品に与える影響は本当に大きいと感じた。
特に「生き方」かな。
ふむ、、、。

2013.7.23


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