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2013.08.21

漆に出会う

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先週末に能登半島へ出掛けてきました。

長谷川等伯の作風のルーツを見てみたい、
というのが、旅計画の始まり。
しかし等伯生まれ故郷の七尾まで行くなら、
輪島まで足を伸ばそうということになり
輪島で漆器を幾つか見てみることに。


その流れで訪ねた、
漆喰や土壁以外は殆ど漆塗りが施されているという
塗師の家」では、漆という素材を
さまざまな形で感じたことが、印象に残る体験となった。


ここで建材に施されている漆は、
常日頃、お椀などで目にする、こってりとした漆ではなく
下地が透けて見えるようなもの。
(多くが拭き漆仕上と思われる。)


漆塗りがつくり出す、光の反射・映り込み・奥行き(透明感)、
それぞれが、他の素材に替えられない作用があって
「塗師の家」の空間は、とても新鮮でした。

2013.8.21,輪島・塗師の家


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