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2014年4月

2014.04.30

配置された余白

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旧・閑谷学校の講堂(国宝)は洗練された建物で、
その清々しさに、以前訪れた時はいたく感動したのだが

今回、同行の友人の言葉に触発されて
新鮮な驚きを覚えたのは、
建物というより、敷地内に配置された建物と
敷地周囲を巡る低い塀によって産み出された(?)
広いコート、言ってみれば何もない「余白」の方の存在感。

そういう見方を気づいてしまうと
何もないようで、実はこちらの方が主のように見えてきた。
書道の、白い紙の部分のような存在感、空間。




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敷地周囲を巡る石塀(せきへい)が敷地を縁取り、
これが「余白」を「余白」として際立たせている。

2014.4.30

2014.04.29

「そしてその場で忘れましょう」



閑谷学校の写真は、まだ続いてアップしますが
最近の新聞で、「!」と思う記事があったので
まずは、そちらをここに紹介。


「汗は自分でかきましょう。手柄は人に上げましょう。」

続きは、、

「そしてその場で忘れましょう。」!


これは、「竹下(元首相)語録」として
自民党に受け継がれているものだそう。
政治には疎い私ですが、
この言葉、めっちゃ腑に落ちた。
普遍的な内容なんじゃないかな、、。



この記事では
「汗は自分で、、」の言葉を、心に留めているのは、
自民党の石破氏と紹介されている。

石破氏が自民党に復党した時に、
竹下氏から直接語りかけられた言葉も、記事にあって


「正しいことを言う時は周りの人を傷つけるもんだ」。


こちらも、ぐっと、胸に迫るものがある、、。

2014.4.29

2014.04.28

閑谷学校

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鞆の浦から京都へ帰る道すがら、
久しぶりに旧・閑谷学校を訪れました。
街並みは2カ所廻ったので、趣向変えて何か清々しい建築を見たかったこともあって。

上は飲室(いんしつ)と呼ばれる生徒の休憩室だった建物の炉。
火の使用に注意が払うよう
ふちには「斯爐中炭火之外不許薪火」と刻まれている。
(炭火以外は禁止、という意味らしいです)

2014.4.28

2014.04.27

かつての街並みを語るもの

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集落への興味は、学生時代に出会った写真集「世界の村と街」から。
まずは、キクラデスの島々や、イタリアやスペインの山岳都市の写真から
集落への世界に足を踏み入れた感じ。


数十年前と比べてさえ、
大きく世の中の流れが大きく変わった今では
昔のままの景観が残っている所など
多くあるわけではないので
現在に昔のそれを体験するのは、無理だろうし
その景観が残ってないのは、世の中の流れの何かに適合できなくて
ある意味淘汰された結果であるとも思っているが

美しい街並がどのように発生し
住む人々によってどう育まれたのか
(暮らしを通じて、人が地形と建築をどのように扱ったのか)
想像をめぐらせ、そのエッセンスを知りたいという気持ちがあって
古い街並を時々訪ねている。

その集落へ実際に訪れた時に
体に染み込ませているものは
個性的な地形と建物の関係や
古来よりの建築のデザインルールなどなど、、。


鞆での、今回のちょっとした発見は
多くの建物の姿かたちが変わってしまっていたら
かつての街並みの個性を、頭の中で復元させるのは難しいと思っていたのを
それを、いい意味で裏切ってくれたこと。

建ち並ぶ建物は、新しいものが多いエリアでも
ほどよく曲がった街路や、緩やかな起伏、
そして、いまだ残っている寺院や神社が
かつての鞆の風景を辿ることを、助けてくれた。
このようにトレースできることに、正直驚いた。

2014.4.27

2014.04.26

鞆の浦

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2014.4.26

2014.04.24

鞆のまちなみ

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海と小高い山の間を埋める鞆の街並みは
ほどよく小さな街ながら
多くの寺院・商家・民家が建ち並び
バリエーションに富んだものだった。

上は、ノキロアートネットさんも入っている桝屋清右衛門宅




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立派な虫籠窓を持つ商家があると思えば
人の匂いする雑多な路地も。

2014.4.24

2014.04.23

鞆の浦の浜倉・その二

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檜皮葺きに土台の木に基礎石。
こちらも浜倉。
土台と思われる木部は、木が切り貼りされた状態になっているが
これは、補修によるもの、、?
その木のパッチワークのような表情が面白い。




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狭い路地では、その素材の存在感が
ぐっと迫って来て
独特な空間になっていた。




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とはいえ、その角を曲がると
人通りある道に繋がった路地で
地元の人も、観光客の姿も多くあったりする。

2014.4.23


2014.04.22

浜倉

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仕事忙しさに、途中で挫折した鞆の浦への旅の報告、、。
また途切れるかもしれませんが、ひとまずアップします。




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鞆の浦へ行きたかった理由の一つは
日本の町並みという古い本を見て
この浜倉のある路地を歩いてみたかったこと。
独特の造りの浜倉に挟まれた空間は
どんな感じなのだろう?と。

この路地の突き当たりは港に面している。




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石の基礎に、土台の(とんでもなくがっしりした)木材、
鉄の格子と、庇の上のなまこ壁風仕上。
素材の組み合わせだけでも美しい。

瓦を抑えている金物に
丸くかぶせた漆喰がつくる表情も
サイコロを連ねたみたいで個性的。


2014.4.22

2014.04.21

何でもない、特別なこと

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今月がはじめに納品した画像が
もうすぐポスターとなって出来上がってくるよう。

その新しいポスターが掲載される5月はじめまで
JR守山駅とJR草津駅に現在貼られているポスターをご報告、、。

上は、滋賀県のパティスリー・T-マファッソン
米粉の焼菓子“我楽”のキャンペーンポスターで
ポスター制作4年目のテーマは
「贈り物、ギフト、気持ちを届ける」でした。

たくさん撮った写真の中で
デザイナーに選んで頂いた写真には
「日常の風景、生活感、それこそが特別なものである」
というコンセプトのもとに
「我楽の持つ変わらない存在感や価値、地元再発見」に
気持ちを寄せてもらうことがねらいだそう。

撮影したこの日は、天気よく
あちらこちらで、蝶が舞っていました。
虫が写っている写真を使って貰ったのは、はじめてかも、、、。


JR駅貼ポスター / ディレクション:fonte products,
グラフィックデザイン : ODAGIRI DESIGN, 撮影:fotochihiro

2014.4.21

2014.04.19

花の在る生活

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昨年秋より、お花(いわゆる華道)を始めました。

はじめてから半年、やっと盛り花
かろうじて自分でいけるところまで
辿りついたという感じなのですが。
(最初は先生が手本でいけたものを
バラしていけ直すというお稽古でした。
超初心者はこれでさえ、実は難しい、、。)


お稽古でいけた花を持ち帰って
家の花器に合うように、いけ直したものは
2週間程、部屋を彩ってくれる。

お稽古の日は蕾みだったものが咲くと
全体のバランスが変化したり
また、花の咲く過程が楽しめたり。

上の写真はユリの蕾みが開きかけた時。
こんなふうに開くとは、知らなかった。
別のお花のようで、面白い。

2014.4.19

2014.04.17

Bag咲く

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最近の仕事の一つに、
バッグカタログの制作がありました。
上は、カタログのために
撮影したものの一つ。
8色あるうちの春色3色。


この片山文三郎商店
絞りのサテンのバッグ
どんな形にも伸び縮みOK。
結構伸び、いわゆるビジネスバッグなども
入ってしまうくらい。

お買い物の時の紙袋やレジ袋はもちろんのこと
手持ちの鞄を、このバッグでカバーして
着せ替えたりできるバッグです。

2014.4.17


2014.04.16

Cool Japan

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少し前のことですが、
企画展「杉本博司+京職人:メダカの学校」の
オープニングレセプションに行ってきました。


杉本博司氏のアートは、作品写真も好きですが
「歴史の歴史」展(2009)で、感銘を受けました。

しかし、その時に多い感動したのは、確かなのですが
この人のアートの本質は何なのだろう?、、とも。

確かに感じたことは、
「この人はホンモノを知っている」ということ。




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「杉本博司+京職人:メダカの学校」での作品(正確にはディレクション)は
とにかく「スゴイ」と感じました。
何をどう感じて「スゴイ」なのか、自分でもよくわからないのですが(笑)

制作は中川木工芸さんと、茶筒で有名な開化堂さん
やはり「スゴイ」と感じたのは、ホンモノの職人による技に基づいているからか、、
それを必要最低限の形で、ディレクションしているのも「スゴイ」のか、、。

一方で、
会場に来ていた浅田彰氏が「これこそクールジャパン!」
とスピーチしていましたが、多いにうなずけました。
(同行の友人も、同じく、と言ってました、、)
アニメもいいけど、確かにこのような作品こそ、クールジャパンであってほしい。


2014.4.15

2014.04.10

服の良さを伝えること

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今週の始め、服づくりをする友人を訪ねました。
友人の伏木野さんは、訪ねたアトリエ
sonaという名前で服づくりしている。
fujii+fushikinoというユニットでも活動している。)


今後sonaの服を撮影するかもしれない、ということもあって
この日は、その下見を兼ねていました。

sonaの服は、ブログで何回か見てましたが
実物を目にするのは、初めて。
注文予定のカーティガンをはじめ、一緒に行った友人と、
思いがけず、いろいろ試着させてもらいました。


まず第一の印象としては、
見た目がシンプルで、素材の良さや面白さが感じられるのですが
着た時のラインの綺麗さ、着心地などは
やはり、着てみないとわからないものですね、、。

撮影となった時には、そのあたりが
きちんと表現できるようにしないと。
撮り方もそうだし、コーディネートなどの道具立ても必要そう。


彼女の服は、素材が男性用のスーツの素材のような
品の良いボーイッシュなものが、
パターンと縫製で、エレガントな女性らしい服に仕立てられていたりして、、
そのあたりが、私としては、そそられました。
あと、ディテールにひと工夫あったりして
シンプルかつ個性的、という言葉も似合うように感じた。

そんな感想を膨らませて、撮り方を考えて見たいと思う。




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訪れた月曜日は、五条天神川の桜がほんと見頃!
ここがこんな素敵な桜のトンネルになっていたなんて、、知らなかった。


2014.4.10


2014.04.08

立体感

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先日、京絞りの専門店・片山文三郎商店
催事案内(いわゆるDM)用として画像を数点納めました。


片山文三郎商店の商品の特色の一つは
絞りの「立体感」。

その「立体感」を打ち出した写真を撮ってほしいとのリクエストを受けて
商品を構成し、撮影したもののうち1枚が上のもの。
4月始めのJR伊勢丹での催事案内に使って頂きました。




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こちらは、
4月9日(水)〜4月15日(火)
名古屋松坂屋 北館5階イベントスペース
での催事案内に使って頂きました。

納めた数点が、年間数多く行われる催事案内(DM)という場で
活躍してくれると嬉しい。

2014.4.8



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