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2014年6月

2014.06.30

マティス系

Njun2876by iPhone

先週、ノ・ジュン氏の個展と
それに伴うオープニングのレクチャー+対談に言ってきました。

小さな作品は、前に見たことあったのですが
今回は、高さ40センチほどの作品もあって
その大きいものがとてもよかったです。
木彫のものは特に、大きいものの方が
ノミ跡や、ペイントの感じから
誠実にこころを込めてつくってあるのが、良く解る気がして。

あと、プラスチック素材のものが、予想以上によかった。
ユーモアと造形のバランスがとても素敵。




Njun2875
レリーフも素敵だった。
作り込み方のバランスが良いなあ、、、。




Njun2873↑対談中のノ・ジュン氏とテーブルの上の作品。
(今回はどの作品を触ってもよいということになっていました)

レクチャーでは、美術評論家の方による
ミケランジェロあたりから、現代アートまでの流れの中で
ピカソ(革命系 )とマティス(五感快楽系)という
2つの系譜を挙げていたのが面白かった。

その評論家の方によると
このノ・ジュン氏の作品は、マチス系だとのこと。
すごくはしょって言ってみれば
「目にして、素敵!と思ったり、綺麗!やカワイイ!と思ったり
シンプルに気持ちが揺さぶられて、それでイイ!」
という系統だそう、、。


展示会は7/6(日)まで。open11-18時。
会場は studio ambient
京都市左京区下鴨北園町27-2
tel.075-781-0448 です。





2013.4.29

2014.06.27

切り妻の下

Mg_180
奈良のオープンハウスでは
これにも一撃されました、、。

柱も壁も無く、屋根だけ。
出っ張ってる切り妻屋根の下は
他の砂利スペースとは異なる質。

そして、庇深くし軒下空間をとるっていうのはよくある手法だけど
切り妻がそのまま伸びているのは、とても新鮮。

2014.6.27



2014.06.26

「余り」ではなく

Mg_173
今週始め、オープンハウスに行ってきました。
敷地は奈良市の平城京跡近く。

長坂大/mega設計による住まいは、
風致地区内にある敷地に、ゆったりと配置されていた。
今回の設計で特に面白いなあと思ったのは、
建物が建っている以外の敷地の扱い方。

一般的な住まいの場合
建物が建っている以外の部分は、
いわゆる「庭」と見なした場所を除き
多くの場合、「余り」として、
寂しくないようちょっと植栽するぐらいか
雑草が生えないよう、コンクリートを打ったりして舗装することが多いが


ここでは、その「余り」の部分が
デザイン(建物の形状・置き方など、、?)されていて
屋根は無いが「空間」あるいは「室」として
しっかりと感知できた。




Mg_186_2
巻頭の写真の空間を、室内側から見たところ。
建物と建物のあいだの空間。




Mg_189_2
ストーブの足元のグレーのタイルと、屋外のタイルは
(恐らく)同素材で、建具を境に
左に屋根の無い「室(=部屋)」、右には通常の「室」という感じにも見える。

さらに右手奥の窓の外に、屋外の「空間」が。




Mg_175_2
その屋外の「空間」は、建物と塀でほぼ矩形にしてあった。

そして植えられた樹は、余白を「空間」として感知することに役立つ。
同じ部屋でも、何も置かれてない状態より
家具が置かれた時の方が、空間の広がりを感じやすいのと似た感覚、、。

ここの場所は後に、隣家との塀の前に
新たな植栽か塀が施されると伺った。
より「空間」として把握しやすくなるだろう。

2014.6.26




2014.06.19

室津

Mrot059_2

カメラを持って、瀬戸内海に面する街を訪ねました。
行き先は、「風を防ぐこと室のごとし」(播磨風土記)から
名づけられた室津という街。




Mrot057
確かに三方を山に囲まれており
湾は奥にぐっと細長く引き込まれた形。
港内の対岸は、本当に近い。

古くから天然の良港として有名だったとのこと。




Mrot061_2

Mrot063
牡蠣(名産品)筏が浮かび、遠くに小さな島々が。

2014.6.19



2014.06.16

梅の収穫

Ume016_2

今年も友人宅に梅もぎに行ってきました。
昨年は、こんなに収穫して、どうすんの、、、というぐらい豊作でした。
あまりに多かったので、梅干しなんかにも。

今年も同じメンバーで収穫にのぞみましたが
友人から事前予告はあったものの
本当に実り少なくて、全部で2kg、、(去年は20kg)。
こんな年もあるんですね。




Ume015

帰って、小さい容器に梅酒として漬け込む。
今年の梅酒はどんな味になるかな。

2014.6.16




2014.06.12

壁に和紙を張る

Washi011

中村さんの和紙を張る予定といったリフォーム物件の一室(友人宅)、
今日から、友人と張り始めました。

下地はプラスターボード、
プラスターボードのジョイント部やビス頭は、
クロス屋さんにパテでならしてもらい

そして、表具用の刷毛と生麩糊
壁の下部から張り進め中。

写真は張りたての壁。
紙が乾ききっていないので
紙の色にまだムラがあります、、。


二人いるので、一方の人が糊を置き
一方が、壁に張っていくのが、本当は早いのですが
張る作業が結構面白く
二人とも張る作業がしたいので(笑)
自分で糊を置き、それぞれ張るという感じに。




Washi009

トップライトなどあり、端部が複雑になる所など
難関が結構あります、、。
(写真は張りかけの壁。
紙の四隅がまだ乾いてないので
紙に色むらがあるように見えます。)




Washi013

本日は鴨居より下の部分は、ほぼ張りきりました。
明日はそれより高所を張ります。

2014.6.12



禅寺の「間」

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開祖の隠元和尚が晩年暮らしたという松隠堂の前庭。
確実に「間」を意識して設計されていると感じる。
積極的にデザインされた地面(石の舗装や白砂)も
空間に作用していると思う。




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黄檗宗・萬福寺にて。

2014.6.12



2014.06.11

縦スジ・横スジ

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瓦と障子の縦スジ・砂の横スジ。
禅寺の幾何学。




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撮影の下見で訪れた宇治の萬福寺で撮ったスナップ。

2014.6.11




2014.06.09

中村さんの和紙

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リフォーム中の友人宅一室、和紙を自分達で張ります。
和紙は、以前工房を訪ねた、徳島の中村功氏制作のもの。
存在感たっぷりの和紙です。




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友人は、ただ今、和紙を張りやすい大きさにカット中。
大判の和紙に、切りたい場所に折り目をつけ
その折り目を刷毛で湿らせ柔らかくし
左右に引き裂くように、手でカットします。
ちぎるといった方が正しいかも。

2014.6.9




椨の木

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友人宅のリフォーム工事も終盤。
現場にダイニングテーブルの天板となる材が搬入された。
美しい、タブノキ(椨の木)という材。

当初、天板を材木屋さんに下見に行った時は
まあまあ家具材としてのセオリーとコストを考慮して
タモ材やヒノキ材で、綺麗だと思うのものを選定したおいたのだけど




Tab007

最終確認でその友人と再度材木屋さんを訪れた時
友人はこのタブノキの板材を見つけ、
「これがいい!」と即決。

寸法も当初予定していたテーブルサイズより、少し小さいが
テーブルの天板としても問題ない材質だということだし
本人が気に入ったものが一番いいということで購入。





Tab010
友人のキャラクターからして
針葉樹ではなく、何となく広葉樹だと思い(笑)
タモも候補に選んでおいたのだけど
確かにこのような根元に近いユニークな形(そして木目)の材もありでした!

このタブノキ、私自身使うのは初めてで、帰って調べてみたら、
タブノキの樹皮からは黄八丈(八丈島に古くから伝わる絹織物)の染料が取れるなど
テキスタイルの専門家である友人に、何か縁のある樹種でありました。

これも出会い、、。

2014.6.8


2014.06.07

火除山

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先週末、知恩院御影堂の修復現場で見た
曲がった桔木(はねぎ)が並ぶ風景は、
昔の人の知恵というか、慧眼を目の当たりにしたように感じた。


それで思い出したのは、出会った時それと同じような印象を持った
旧・閑谷学校の火除山(ひよけやま)
火事のよる延焼を防ぐ目的でつくられた人工の小山だ。

とても美しく造られていることにも感動した。




Sztn122_2
それに、その火除山の石壁と、石塀に挟まれた空間は
とてもユニークだった!
他に無い感じ、、、。

2014.6.6



2014.06.05

木の力を読む

Chionin016

昨日話題にした知恩院御影堂桔木(はねぎ)
最初にこの光景に出会った時、
これから組み上げられる構造材が、
まずはざっと配置されているという状態、、だと思った。
桔木の長さもなんかまちまちのように見えるし、、。


しかし、しかし、
修復の説明を聞いていたら
この桔木たちは、すでにあるべき場所に設置されたもので
この上に、これから小屋束が載っていくとのこと(!)

過去に建設された折、
調達した材群の構造的な能力を見て配置したら
この並べ方が、ベストと判断されたのだろう。

同行の大工の友人は、この修復現場に大興奮。
この桔木のレイアウトについては
「木の力を完全に読み切っている!」と。



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こちらは、お堂の横で、待機中の桔木(と、思われる)。
桔木の材は、松を使用するとのことだが
こう見ると桔木となる材たちは、「暴れたい放題」って感じ、、。
その暴れを、経年変化まで想定して活かすんだろう、、昔の人ってスゴイ。

2014.6.4



2014.06.03

桔木

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先週末に知恩院御影堂(国宝)の修復工事現場を見学。
今なおエネルギーを発しているような
軒先支える桔木(はねぎ)に圧倒される。



Chionin008_2

2014.6.3



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