住まいや空間のハナシ

2013.02.23

手摺の在り方

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上は建築家 長坂大氏による設計の
集合住宅オープンハウスでのスナップ。
空間における手摺の在り方に、発見があった。



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家具として
また重要な空間構成要素として。
(空間を緩やかに区切るといったような)





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グラフィカルで、目に楽しかったり



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壁付けの彫刻のようでもあって



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また大きな空間の引き締め役としても。


世の中の手摺というもの、グッドデザインのケースでも
階段に華を添える程度のものが多いように思う。
本来の役割をきちんと担いながら
階段から解き放たれた感のあるこの手摺たち、新鮮でした。

2013.2.23, COZY御所

2012.11.17

埋もれた空間に息を吹き込む

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仕事場の改装でお世話になった工務店のHPがアップされました。

お世話になった、工務店・青陽舎さんは
リフォーム中心に、京都・滋賀を拠点に活動されています。
以前に竣工写真も依頼されたことがあり
私の撮影した写真も使ってもらっていますので、ここでご紹介↓

青陽舎HP「埋もれた空間に息を吹き込む」
http://seiyosha.cocolog-nifty.com/blog/


ちなみに
狭小住宅のリフォームに興味のある方はこちらのページをどうぞ↓
青陽舎「敷地8坪の超狭小住宅のリモデル」

町家のリフォームに興味のある方はこちらのページをどうぞ↓
青陽舎「廃屋になりつつあった小さな町家の再生」

2012.11.17

2012.11.07

瓦の雁行

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緑を縫って登る登廊の瓦。
長谷寺の建築といえば、やはりこの登廊を思い浮かべる。
左上に見えるのは、懸造りで有名な本堂(国宝)。




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登廊はこの境内の中で、一番強い存在ではないだろうか。
長い直線って強い。

2012.11.7

2012.10.12

垂木と蟇股

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若狭神宮寺・本堂の天井。
直線的な垂木と凝ったデザインの蟇股(かえるまた)の組み合わせ、対照的で面白い。



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一方こちらは規則的に垂木が並ぶ軒下の空間。
垂木や壁面にわずかに残る、昔施された暖色系の塗料と
もみじや苔の緑の組み合わせが美しかった。


このようなの空間を体感するたびにつくづく感じるのは
日本古来の建造物の空間は
屋根架構という要素が大きく影響しているということ。

2012.10.12



2012.09.17

お菓子と空間

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先日撮影させていただいたUCHU Wagashiさんのリニューアル。
設計事務所 3--labさんのブログにて、
プロジェクト後記、掲載されています↓
http://d.hatena.ne.jp/lab--3/20120912
設計者の意図が垣間見れて、興味深い。
また建築家の吉田さんの人柄もうかがえる。


撮影については、依頼の時に頂いたメールの内容が、
私にはインパクトありました。
内容は(要約すると)、
「いわゆる建築写真っぽい写真でない写真が希望、
 小さい物件なので、無理に全体をいっぺんにおさめようとする必要もない、
 素直に、場の質感と空気感が伝わるヒューマンな写真が良いと思っている」
というようなもの。


「ヒューマンな写真」には、まだ十分に手が届いてないように思うが、
素材感と空間計画の関係については、
よく目を向けて撮影していたように思う。
設計がそうなので、自然とそうなったというのが正直なところでもある。
いろいろな課題を頂いた仕事、本当に感謝です。

2012.9.18


2012.08.21

紙の存在感

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先日撮影したという和菓子屋さんでは
内装材として和紙が用いらている。
その和紙を袋張りするところから見学させて頂いたのだが
紙の存在感は、他の仕上げ材とかなり違ったものだと感じる。


少し毛羽立ったような素材感は
まわりの木やガラス、モルタルと
もちろん異なるのだけど
(袋貼りしている時は布のようにも見えた)

やはり際立っているのは、その軽さだと思う。
空間に面として紙が入ると
風景の(素材の)重量配分が
顕著にメリハリのついたものになるように感じた。




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張られた紙は、軽いといっても決して虚弱な感じは無く
ぴんと張られた紙の面からは、優しい中にも凛々しさがあったりする。
独特の存在感。



袋貼り=額や襖(ふすま)などを張るとき
紙の周囲にだけ糊(のり)をつけて他の部分は浮かして貼ること。

2012.8.21



2012.07.11

構造の森、テーブルの島

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先月末、長坂大氏設計の住宅の見学会に訪れる。

日本家屋一部分のリフォーム物件で
木造のお屋敷やRCの建物、茶室(、、だっただろうか)などを繋ぐ役目もある、
よく通過するのだけど、あまり快適ではなかった、込み入ったエリアが
既存の構造体を活かした、伸びやかな空間に生まれ変わっていた。

リフォームは既存の構造ありきという“縛り”と
だからこそ自分の発想から“解かれたところ”からもアイデアをもらえるという
二面性があると思う。

また、“すでにそこに在る誰かが造ったもの”と、“自らの発想”の間の
何処に答えをもってくるかも、腕の見せ所で
今回は、建築家の筆の置きドコロに、かなりトキメキました。



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既存の構造体をあのバランスで残すとは。
その造形センスにドキドキ。

2012.7.11


2012.04.02

螺旋空間・螺旋窓

Mega1435mnby iPhone 隣の屋根もグラフィカルな眺めに一役。


土曜日はmega・長坂大氏設計の住宅を見学してきました。

ロの字プランとして成りたたせるのに
ぎりぎりといってもいい程の建築面積での螺旋空間。
高さ方向も結構コンパクト。
が、それによって、ぐるぐる感が助長されるように感じた。

ぐるぐる空間の中庭に面した、螺旋窓は
あえて控えめに切りとってあって
そこから見える風景は、空間を移動するごとに、大きく変化し
グラフィカルでかなり楽しめました。

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膨らみの余地が多いにある空間が好きだ。
時間や空間移動によって限りなく変化が味わえる空間。
関わる人によって、異なる表情を見せる空間。
年月を経ることによって、変わっていくテクスチャーを持つ空間など、、。
何度も何度も噛み締めることができる空間。
いわゆる よい空間の定石ってことですけどね。

12.3.31



2011.07.18

shibori と 1/2r

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shibori と 1/2rのある空間。


2011.7.8撮影,箕面森町動物病院のサロン,
設計:アトリエ天工人 山下和博+天工人ウエスト 壹岐敏直
shiboriタペストリー:片山文三郎商店







2011.07.16

shibori と r

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隣り合う二つのr (アール=建物の部分で円弧状になっている箇所)と
部屋の間仕切りとなっているタペストリーの組み合わせ。

タペストリーの向こう見えるのは庭に面した窓。
絞り加工をしたタペストリーには独特の透け感がある。


2011.7.8撮影,箕面森町動物病院のサロン,
設計:アトリエ天工人 山下和博+天工人ウエスト 壹岐敏直
shiboriタペストリー:片山文三郎商店