白州正子の旅に惹かれて

2012.11.28

さらに高いところ

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長谷寺の奥の院、滝蔵神社は小高い山の山頂にあり
本殿は、その山頂にさらに積まれた石の土台の上にある。
「より、天に近く」とばかり。


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拝殿の近くから見た周囲の山々。
すでにこんなに高い所なのに、さらに(本殿を)持ち上げるとは。
高さと清浄さが比例するのだろうか。

2012.11.28


2012.10.26

鎧岳

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小太郎岩を眺め、香落渓を抜け、曽爾村の集落に至る。

「…いずれも大和平野では見られぬ不気味な山容で、
突兀(とつこつ)」という形容は、こういう景色にこそふさわしい。…」
十一面観音巡礼より



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鎧岳のスケールはこんな感じ。



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左は兜岳、右は鎧岳


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ここ近くの屏風岩公苑は桜の名所とのこと。

こんなダイナミックな地形がR369沿いにある程度続いていた。


2012.10.26

2012.10.25

奇岩絶壁、香落渓

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先日のこと、
香落渓(かおちだに)とよばれる場所を走ってみた。
ここは赤目四十八滝に近い、奈良県と三重県にまたがる渓谷。
柱状節理の岩肌が続くルート。



訪れてみたいと思ったきっかけは、
白州正子の著書「十一面観音巡礼」の中の一節に惹かれて。

「…目が悪いのは、時には都合のいいもので、
そこら中の岸壁が、みな石仏に見えてしまう。
実際にも彫ってあるのかないのか、
判然としないものがあり、
彩色をほどこしたように見える石もある。
磨崖仏の思想は、こういう自然の中から生まれたものに違いない。…」

2012.10.25


2012.10.11

若狭神宮寺

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鵜の瀬に訪れた後は、遠敷川沿いを下って神宮寺へ。
まだ紅葉していない緑濃いもみじと苔の美しいお寺でした。
お水送りの神事の当日は、ここ神宮寺で大護摩(ごま)に火が焚かれ
その火が鵜の瀬に移されるとのこと。



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杮葺き屋根の優雅なカーブ。


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その屋根を支える地垂木と飛擔垂木(ひえんだるき)。
秋の空がのぞいています。


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神宮寺とは神仏習合思想に基づいて建てられた仏教寺院の総称とのことで
本堂には御幣のついた注連縄(しめなわ)が掲げられていました。
ここ若狭神宮寺は現存する神宮寺のうちで最古のものだそう。

2012.10.11



2012.10.10

鵜の瀬のしめ縄

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鳥居越しに見える鵜の瀬の淵。
しめ縄のデザインにも惹かれる。

2012.10.10


2012.10.09

鵜の瀬

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秋晴れの週初め、バイクで小浜方面に出掛けました。
白州正子の十一面観音巡礼を読んで、一度訪れてみたかった「鵜の瀬」。

実はこの本を読むまで知りませんでした、、。
この小浜の鵜の瀬からの「お水送り」の後、
奈良東大寺の「お水取り」が取り行われているということを。



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清らかな淵、「香水」を流すにふさわしい。

2012.10.9


2011.04.19

山桜の漁村

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三方五湖の湖畔を走ったのち、若狭湾へ出て、山桜の里へ向かう。
幾つもの小さな岬を海岸沿いに周りながら走ると
輝く海とぽつぽつ桜散らばる斜面を組み合わせた風景が次々に展開した。
そして神子の集落へは、くねくねとした坂を下って。




幾つ目かのカーブを曲がると
桜の密度が増してきた。

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次に目にしたのは、斜面を覆うばかりの桜たち。

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「…最後の岬をまわったとたん、山から下の浜へかけて
いっきに崩れ落ちる花の滝が現出した。
白州正子著・かくれ里より」
まさにここかもしれない。




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神子の集落からの眺め。
港の漁師さんがいうには、昨日からちょうど満開となったとのこと。




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さらに走り、常神半島の先端の集落へ向かう。
振り返ると、桜で染まった風景が。


常神半島,2011.4.17撮影

2011.01.22

奇岩の山


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山ガールの友人に連れられて、かねてから行ってみたいと思っていた
滋賀県の金勝(こんぜ)アルプスに訪れました。




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でっかい奇岩がごろごろと突出する地形は、圧巻!




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参考までに人のスケールはこんな感じ。




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トレッキングシューズを履いての初めてのハイキング、
実は山デビューとなったこの日。
雪が適度に残る山の景色は、本当印象深いものとなりました。


ハイキングは、この方のブログ記事が大変役に立ちましたので参考までに。
要所要所、道分岐の画像などもおさえられています。

「山好き的日々@京都北山」
http://kitayamawa.exblog.jp/6058686/

滋賀県金勝アルプス・天狗岩付近,11.1.21撮影


2010.05.27

2つの十一面観音

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室生寺金堂脇にあった石仏。石ならではの素朴な感じに惹かれる。

奈良の室生寺に訪れたのは、数年ぶりくらいで
国宝の建築やら、仏像やらを観られるこの日を
とっても楽しみにしていた。

今年の春、奈良の桜井近くの聖林寺で思いがけず出会った十一面観音像の
鮮烈な美しさに衝撃をうけ
その後調べ出会った十一面観音巡礼(白州正子著・表紙は聖林寺の十一面観音像)という本によって
十一面観音像という仏像彫刻の美の世界に
少し足を踏み入れた。
言ってみれば、今回はそれに具体的に踏み出したはじめの一歩。


室生寺の十一面観音像
素朴ながらバランスのよい顔や身体の量感が美しく
そして光背の絵柄も洗練されていて色彩も美しいが
ちょっと硬い雰囲気もあって、それがかえって山寺の彫像らしく
エキゾチックに見えたりする。平安時代の作である。

そしてこの日の夕方には桜井近くの聖林寺に移動し
春に魅了された十一面観音像を再び目にした。
こちらは、優雅で抑揚ある身体や、
宙に浮きそうなくらい軽やかな衣の描写が美しい天平の彫像。

同じ十一面観音像といっても受ける印象は全く異なるのだけど
その美しさの在りようは
何か似たものを感じるのだから不思議。
それは、この仏さまたちが
やはり信仰の対象であるということなのかもしれない。
ただの彫像でなくて。骨董でもなくて。

その美しさの佇まいは何なのか
きっと突き止められないとわかりつつも
もう少し数多くの仏像を観たいという思いが
今もふつふつと心の中にあって
また次の旅に出掛けることになりそうです。



2010.05.26

仏さまと山ツツジ

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先日奈良・宇陀に訪れる。
室生寺と大野寺近くのこの磨崖仏を見るために。


緑に囲まれた大きな岩面に彫りつけられた仏さま。
お寺の堂の中に在る仏像とはまったく違う佇まい。

自分に信仰の対象があるとしたら
それは太陽や森や海など…“自然”だと思うから
この在り方は、私にとって、屋根の下の仏さまたちよりずっと自然かもしれない。

また、仏さまの脇に献花のように咲く薄紫の山ツツジが印象的だった。




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仏さまが居らした場所は宇陀川の縁。
足を浸したくなるような木陰の川辺でした。



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