鯖街道から若狭へ

2012.10.22

梅の里

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三方五湖レインボーラインの展望台より湖を眺めていた時
それぞれの湖沿いに細い道が付いているのに気づき
レインボーラインから降りたら、走ってみることにした。

その道は、軽トラがかろうじて通れるような細い道。
サイクリングロードとも書いてあったが
どうやら湖岸沿いの梅林の管理道路のようだった。
(このあたりは福井梅の産地)

展望台からはわからなかったが、走ってみると
湖岸は、切れ目なく、ずっと梅の林が続いていた。



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水月湖、湖岸より。



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ずっと走っていったら、湖と梅林に囲まれ、ひっそりとした集落が在った。
湖岸沿いのかくれ里か。

2012.10.22



2012.10.19

若狭の山並み

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三方五湖レインボーラインの展望台からは、海と湖と陸、360度臨める。
小浜方向を見ると、若狭の山々が
緑がかったグレーの濃淡で連なるのが見えた。


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連なる山々、光る海。

2012.10.19



2012.10.18

海・湖、森、平野

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展望台から敦賀半島方面を臨む。

入りくんだ海・湖、森(山)と平野。
三者きちんと色で塗り分けられているようにも見える。


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三方五湖レインボーライン展望台より。

2012.10.18



2012.10.17

三方五湖レインボーラインより

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春に神子の桜を観に常神半島にむかう道行き、三方五湖の湖畔を走った。
その時から一度行きたいと思っていた三方五湖レインボーライン、
今回の小浜方面へのツーリングの際に走ってみる。

この日は見事な秋晴れで、
走りながら目にする風景の中の
ものの輪郭がとてもはっきりと見えた。

レインボーラインより見た若狭の海は凪で
緑と碧が入り交じり、わずかにさざめいている海面が
眼に心地よかった。

陸からは寄り付けないような小さな浜や岸に、こころ惹かれる。

2012.10.17

2012.10.11

若狭神宮寺

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鵜の瀬に訪れた後は、遠敷川沿いを下って神宮寺へ。
まだ紅葉していない緑濃いもみじと苔の美しいお寺でした。
お水送りの神事の当日は、ここ神宮寺で大護摩(ごま)に火が焚かれ
その火が鵜の瀬に移されるとのこと。



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杮葺き屋根の優雅なカーブ。


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その屋根を支える地垂木と飛擔垂木(ひえんだるき)。
秋の空がのぞいています。


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神宮寺とは神仏習合思想に基づいて建てられた仏教寺院の総称とのことで
本堂には御幣のついた注連縄(しめなわ)が掲げられていました。
ここ若狭神宮寺は現存する神宮寺のうちで最古のものだそう。

2012.10.11



2012.10.09

鵜の瀬

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秋晴れの週初め、バイクで小浜方面に出掛けました。
白州正子の十一面観音巡礼を読んで、一度訪れてみたかった「鵜の瀬」。

実はこの本を読むまで知りませんでした、、。
この小浜の鵜の瀬からの「お水送り」の後、
奈良東大寺の「お水取り」が取り行われているということを。



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清らかな淵、「香水」を流すにふさわしい。

2012.10.9


2011.04.24

朽木谷の白

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先日の常神半島・神子の山桜への道行きは
いわゆる鯖街道を通って。
その途中の杇木谷にて、ところどころ粉砂糖を冠ったような山を見る。
この日は桜のことばかり考えていたので
その白は桜かと思っていたのだが、どう見ても桜とは樹型が違うように見えるのだった。




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バイクを停め、目を凝らすと
それは桜ではなかった。
ハクモクレン(白木蓮)コブシ(辛夷)か。




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線を引いたように、稜線に沿って花を咲かせているところもあったり。(不思議だ)
そしてさらによく見たら、尾根付近の白はなんと残雪。
山は冬の白と春の白で彩られていたのだった。




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花の白と雪の白、若い葉の明るい緑と杉の深緑、赤茶はおそらく新芽。
樹型の違いも手伝って、重くざっくりと織りなされたテキスタイルのよう。
その色調とテクスチャーの豊かさは、見ても見尽くせないものでした。


滋賀県高島市杇木,2011.4.17撮影

2011.04.23

桜の入江

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神子の桜を後にし、向かったのは半島の先っぽの常神の集落
神子より桜は少ないけれど、その分人少なく静かで
穏やかな水面と桜の組わせは素敵な佇まいだった。




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谷間に咲く姿は、流れるよう。




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先程の入り江を、少し離れたところから眺めたところ。
薄いピンクが散らばる山に囲まれた入り江の風景は
じんわりと心柔らかくしてくれました。


この風景を眺めてぶらぶらしていた時
唄いながら散歩していたこの集落のおばあちゃんに
思わず声を掛けてしまったという同行の友人。
その唄と歌声が、とっても気になったそうで。

その時のことを書いた友人のブログの一節が
とてもいいなあと思ったのでここに転載します。


「…おばあちゃんと話していてわかったことは、
毎日、仕事をさぼって、この辺りを唄いながら散歩していること。
手作りが好きで、何でも自分で作って人にあげるのが好きだということ。
45年前に船で渡って嫁入りしたこと。
その当時、この半島に道はなく、天候が崩れるとお山の尾根を伝って帰ってきたこと。
そのときは桜の木は2本くらいしかなかったのに、いまはこんなにたくさん咲いている。
それは、薪割りなど、日常生活で木を使わなくなったから。
桜の木は燃やすのにちょうど良くて、よく使っていたらしい。
(桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿というのに、これにはビックリ)
今は息子と2人で暮らしている。
去年の秋入院先で、この唄を唄って同じ病室だった人に喜ばれたこと。
おやつのみかんといかげその干物は、どちらもこの辺りで取れるもの。
漁港の景色は毎日それぞれに美しいと思っていること。
自分は幸せだ、と毎日思っていること…」


日本には美しい風景が沢山ある。
日々目にしていても、なお美しいと思うような。
このような風景を目に出来ることは、今まで当たり前だと思っていたが
震災後のこんにちでは、当たり前ではないことに気づいた。
日本をもっともっと大切にしないといけないですね。


常神半島,2011.4.17撮影

2011.04.19

山桜の漁村

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三方五湖の湖畔を走ったのち、若狭湾へ出て、山桜の里へ向かう。
幾つもの小さな岬を海岸沿いに周りながら走ると
輝く海とぽつぽつ桜散らばる斜面を組み合わせた風景が次々に展開した。
そして神子の集落へは、くねくねとした坂を下って。




幾つ目かのカーブを曲がると
桜の密度が増してきた。

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次に目にしたのは、斜面を覆うばかりの桜たち。

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「…最後の岬をまわったとたん、山から下の浜へかけて
いっきに崩れ落ちる花の滝が現出した。
白州正子著・かくれ里より」
まさにここかもしれない。




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神子の集落からの眺め。
港の漁師さんがいうには、昨日からちょうど満開となったとのこと。




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さらに走り、常神半島の先端の集落へ向かう。
振り返ると、桜で染まった風景が。


常神半島,2011.4.17撮影

2011.04.18

春の岬へ

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週末は友人と若狭の常神半島へツーリング。

実はこの春は
白州正子著の「かくれ里」で読んだ神子(みこ)のさくらを一目みたくて
その山桜がいつ咲くだろうかと、前よりそわそわしていた。

友人と休みの都合が合ったこの日
桜が散らばる小さな岬をいくつも通り
その集落へと向かう。

目を凝らすと遠く遠くの岬にも
桜と思われる白い小さな点が幾つもありました。


常神半島,2011.4.17撮影 

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