茅葺きの風景の記録

2014.08.28

砂木の家 茅葺きmaking3

22_0054

7年目の茅葺き住宅の茅葺きmaking、その3。
2008年8月撮影の画像。





23_0270

下がり棟(斜めになっている棟)の部分の仕上げ。


25_0307

26_0334

24_0161

仕上げられた部分(右半分)の
茅の一本一本の切り口は、鋭く尖っている。
水切れを良くし、雨水をスムーズに下方に流すため。





27_0628

下がり棟を仕上げ、次は平(ひら)部へ。


28_0668_2

29_0427


2014.8.28



2014.08.22

砂木の家 茅葺きmaking2

_10_0179_2


7年目の茅葺き住宅の茅葺きmaking、その2。
2008年5月撮影の画像。
茅葺屋親方の自邸建設は、仕事の合間を縫って
ゆっくりと進む。




_11_0214_2

この日は何人かてったい(手伝いさん)も現場に。
女性のてったいさんも。


_12_0099

茅を押さえる竹を
3人がかりで何回も踏み、
茅を屋根の構造材にかしめる。


_14_0271

棟や破風部分の茅葺き工程に入る。


_15_0280


_16_0296


_18_0682

2008年8月撮影。


_19_0708


_20_0761


_21_0764

棟あたりまで茅が積み上がったのは
この日の夕暮れ時。


2014.8.22



2014.08.21

砂木の家 茅葺きmaking

1_0144↑屋根が二重構造に設計されているのがわかる。断熱や空間効率のため。


7年目の茅葺き住宅・見学会にあたり
展示パネル制作用に画像を集めているということで
過去撮影したものからピックアップして
パネル制作するデザイナーの方に、先日送った。

送ったものの中から、何点かここでご紹介。
茅が葺かれる風景を垣間みて頂ければ。




2_0417

2007年9月撮影。


3_0161

山間の小さな集落に建てられている。
家の横にはススキ(茅)が。


4_0369

大工さんの仕事だと思っていた母屋や垂木の設置が
茅葺き家屋の建設では、
茅葺き職人さんの持ち分だと、この時初めて知った。


5_0784

2007年11月撮影。


6_0890_2

屋根の耐久性を考慮し
屋根の箇所によって、茅の種類を使い分けているとのこと。


7_0932

茅を叩き込む工程。


8_0960

大きな針のような道具(棒)を使い
茅を押さえる竹を
屋根の構造材にしっかりと針金で縫い付けている。


9_0689

「葺き上がっていく途中の姿も美しい」
と感激したことを今でもよく記憶している。

2014.4.21



7年目の茅葺き住宅・見学会

140731sunaki_dm

今週末の23(土)・24(日)、
美山町砂木集落に建つ茅葺き住宅のオープンハウスがあります↓
7年目の茅葺き住宅・見学会インフォメーション


こちらの住宅の今後撮影をする予定があり
下見に私も週末出掛けます。

茅が葺かれてから、すでに7年。
風景の中にどう佇んでいるのか
それを目にするのを楽しみにしています。

2014.8.21

2012.08.06

茅葺き屋根の下で

Img_1662

昨日は淡河に出掛け、前田家住宅見学会に参加してきた。

いくら三宮から30分とはいえ
来るにはそれなりにエネルギーが必要そうな立地だけど
築280年の茅葺き屋根の下に多くの人が集まっていた。

茅葺きについての座談会(といってもガチガチなものではなかった)で
交わされている会話を聞いていると
「茅葺き」に特にとらわれずに
自分のここちよいと思える場所や空間を探している人が
多く見受けられるような感じがした。

世の中でよく流通している(=手に入れられる)家や空間のスタイルは
かなりパターン化されているといってもいいと思う。
本当はいろんな選択肢があるのに。
(ただし、一般解以外のものを求める時は
それなりの努力が必要な場合も多々ある)

茅葺き屋根の下に集まったひとたちは
その一般解に飽き足らず
自分に合った独自の答えを求めて
そのきっかけとしての「茅葺き」を
体験しに来ていたのかもしれない。

くさかんむりの相良さんの仕事を見るのが当初目的だったのだけど
それに加えて、そんな人たちとの時間がこの日の収穫のように思える。

2012.8.5



2009.04.29

お知らせ 茅葺き体験会@美山

Pc063576

昨日紹介しました塩澤実さんの新築茅葺住宅が在る
南丹市美山町の砂木集落で
茅葺き体験会開催されます。
その紹介をここに。

------------------
茅葺きの里として知られる、京都府南丹市美山町。
その一画にある「砂木」集落には、
小さなかわいい茅葺きの地蔵堂があります。
夏の終わりには村の人たちがここに集い、
豊作に感謝するささやかなお祭りが続けられています。

そろそろ葺き替えの時期を迎えるこのお堂の屋根で、
村中みんなに協力して頂き、
茅葺き現場体験会を開催できることになりました。
人と自然の深い関わりが織り成す山里の暮らしの文化に、
茅葺きを通してぜひ触れてみて下さい。

※昨年12月に葺き替えのための茅を刈り集めたカヤカル'08@美山の様子は、
「茅葺き職人のブログ2」アーカイブ
をご参照下さい。

------------------
期 日:2009年5月22日(金)〜5月24日(日) 2泊3日
会 場:京都府南丹市美山町高野地区 「砂木」集落の地蔵堂
     (宿泊、懇親会は砂木公民館。宿舎は男女別の大部屋、共同での自炊)
参加費:15,000円(食費、宿泊費、保険代含む)
定 員:15名 (学生優先枠10名)
申込締切:5月17日 (期日前でも定員になり次第に締切ります)
主 催:砂木区  協 力:茅葺屋  

問合せ:info@kayabuki-ya.net   
詳細/申込:http://kayabuki-ya.net/plans.htm


------------------


2009.04.28

茅を巡る環、そして現代の茅葺き住宅

Sunaki0313
昨年の8月、建設中の塩澤邸 photo by parammm.net

芸術新潮5月号に
茅葺屋の親方・塩澤実さんの
新築茅葺住宅(京都府南丹市美山町)が特集されています。

小特集「茅葺きといういとなみ」
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/200905/mini_f.html

彼からは、茅葺き住宅とは
“残すべき日本の原風景”といったノスタルジーの対象というより
現代の普通の住宅のタイプのひとつとして使ってもらいたい
と、よくよく聞いていました。

この記事では、環境的な側面からの茅葺き住宅の存在価値・利用価値からはじまり
今でも無理なく(あるいは積極的に)建設・保全されている
イギリスやオランダの茅葺きの話、
そして現代の生活にあうよう、今まで問題点とされてきたことを
塩澤宅のケースではどのように解決したか(あるいは、見立てたか)が
わかりやすく語られています。

塩澤氏とは、茅葺き啓発パンフレットつくった経緯もあって
現代に活きる茅葺きについての話を幾度となく聞いているのですが
今回の芸術新潮での記事は、とても平易で簡潔に書かれていると思います。
興味のある方は是非、一読を。


Sunaki0932昨年の8月、建設中の塩澤邸 photo by parammm.net


ちなみに、この号の目玉の特集は
ムーミンの産みの親、トーヴェ・ヤンソン。
かなりページ数を割き、とても充実した内容になってるよう、見受けられます。
あまりの記事の豊富さに、
ゴールデンウィークの楽しみに取ってあって、まだ未読なんですが。


Cover



2008.08.21

茅葺きの風景_屋根は畑

Sunaki080805_0761

南丹市美山町で工事進行中の茅葺き家屋・砂木の家の屋根の上にて。
屋根の棟部分に茅を積んでいる風景ですが、さながら空中の畑のよう。
茅葺き職人の彼らが言うには、“茅葺き”はお百姓さんの業(わざ)の一つだそう。

| トラックバック (0)

2008.03.15

Coupleという不思議なもの

少し前に団地の茅刈りに行ったのは、ブログに書いたが
そこで私と同じように初めて茅刈りに参加したという
とても可愛らしいカップルに出会った。

素敵なカップルに出会うたびに思うのは
目には見えないけど、確実に糸で結ばれていると感じること。
カップルの糸というと“赤い糸”という言葉があるけど
ここで私がいうのは、運命という時間上の話ではなくて
日常のその場で、二人がごく細く、見えない糸で緩く絡まっているような感じ。
それは二人の立っている距離には関係なく。

茅刈りでそんなカップルを改めて目にして
カップルを撮ってみたいなあという気持ちがむくりとおこったのでした。
著名な写真家でCoupleをテーマに撮っている人は幾らかいる。
謎が解けない普遍的なテーマなんだろうな。

Kayakaru_0141
可愛らしい彼女と


Kayakaru_0156
彼は


Kayakaru_0155
カップルです。
ちなみに彼の帽子は、ものづくりの好きな彼女の手づくり。
とってもチャーミング。

彼女と彼は
いつか四国の実家で
ストローベイルハウスを自分たちの手で建てたいそうです。

| トラックバック (0)

2008.03.07

茅刈り小休止中

Kayakaru_0172

先週末の茅刈り体験会「カヤカル'08」で。
茅刈り、しばし休憩中。

| トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

*仕事について考えたこと | *最近の仕事 | *豊かと感じる日々、時々 | SHIBORI Magic,片山文三郎商店 | sona、服を考え つくるひと | YAMAHA,AG200からの視界 | お気に入り♡ | お知らせ | めづらしきもの | ものづくりの風景 | アート,デザイン | クロアチア・ドゥブロヴニク | フジイフシキノ・モスリンの服 | メキシコと私 | モノづくりについて | 京の工芸・Kyoto Classic | 京の表現塾 | 京都、日々の風景 | 京都・町家_ひなみ | 京都・町家_好日居 | 京都・町家_鞍馬口ん家 | 人と自然と建築と | 住まいや空間のハナシ | 古建築を観る | 四国・石に出会う旅 | 国宝建築を訪ねる | 土の鍋とその時間 | 小さな作家さんWorks | 山中の工房に楽しく棲む♪ | 左官の風景 | 手描染屋 真水 | 旅のスナップ | 木工・groundwork | 比叡山の麓、日吉大社 | 気になるイベント紹介 | 滋賀の風景 | 漆@輪島、七尾 | 焙煎の風景@オオヤコーヒ | 焼菓子ポスター「私の街、我楽」 | 片山文三朗商店での仕事 | 琵琶湖のある景色 | 白州正子の旅に惹かれて | 石積みの町・坂本 | 神戸・塩屋_旧グッゲンハイム邸 | 素敵な絵描きさんたち@アトリエ・ハピバール | 美味しいものを食べたい | 職人の手 -大工- | 茅葺きの風景の記録 | 蔵修復工事の記録-京都市中京区- | 薪ストーブ事始め | 街並を訪ねる | 街路と路地 -鞆- | 鯖街道から若狭へ